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宿泊者名簿の書き方・最新チェックリスト(2025年版)

宿泊者名簿(宿泊者台帳/レジカード)の必須項目と、よくあるミスをチェックリスト形式でまとめました。テンプレートとCSV出力のコツも紹介します。

2025/08/08 読了目安 8 分

基本と名称のゆらぎ

「宿泊者名簿」「宿泊者台帳」「レジカード」は文脈により同義で使われます。本記事では総称して”宿泊者名簿”と記載します。

これらの呼び方の違い:

  • 宿泊者名簿: 法令で使用される正式名称
  • 宿泊者台帳: 実務で多く使われる呼称
  • レジカード: ホテル業界でよく使われる用語

いずれも旅館業法に基づく同一の書類を指します。

必須項目チェックリスト

基本項目(全ゲスト必須)

  • 氏名(フリガナ含む)
  • 住所(現住所)
  • 職業
  • 国籍
  • 宿泊年月日

外国人ゲスト追加項目

  • 旅券番号
  • 旅券写しの保存(国内住所がない場合)

管理項目

  • 作成日からの3年保存
  • 適切な管理・保管

参考法令:

よくあるミス

誤解1: 「自筆が必須」との誤解

正解: 自筆は必須ではありません。デジタル入力でも法的に有効です。

根拠:

誤解2: 保存年限の誤解(3年未満で破棄)

正解: 作成日から3年間の保存が法定義務です。

注意点:

  • チェックアウト日ではなく「作成日」からのカウント
  • 電子データの場合も同様に3年保存が必要

誤解3: 紙と電子の二重管理での転記ミス

正解: 最初から電子データで管理することで転記ミスを防止できます。

テンプレートとCSV出力

推奨CSV項目順序

  1. 宿泊年月日
  2. 氏名
  3. フリガナ
  4. 住所
  5. 職業
  6. 国籍
  7. 旅券番号(該当者のみ)

CSV管理のメリット

  • 検索性: 名前や日付での絞り込みが容易
  • 提出対応: 行政への提出時にスムーズ
  • 監査対応: データの整理・抽出が簡単
  • バックアップ: 複数箇所での保管が可能

CSVの列名と順序を施設で統一すると、提出や監査対応がスムーズになります。Guest Noteでは所定様式に合わせたCSVを出力できます。

Guest Noteでの実務

基本の運用フロー

  1. 事前段階

    • URL/QRでゲストに事前入力を案内
    • 多言語対応で言語バリアを解消
  2. 当日チェックイン

    • 事前入力内容の確認のみ
    • 必要に応じて追加情報の聞き取り
  3. 管理・保存

    • 自動的に3年保存設定
    • いつでもCSV出力可能

システム導入のメリット

  • 時短効果: チェックイン時間を大幅短縮
  • 精度向上: 手書きによる誤記入を防止
  • 多言語対応: 4言語での入力案内
  • 法令遵守: 必須項目の漏れなし確認

提出用CSVの作成

必要な期間やゲストを指定して、提出用の整理されたCSVファイルを作成できます。行政への提出や監査対応時に活用いただけます。

Guest Noteなら、URL/QRで事前入力を集め、当日は確認のみで運用でき、提出用CSVの作成までを一気通貫で対応できます。

事前入力で、チェックインをもっとスムーズにしませんか?

Guest Noteは無料で始められ、Proは件数無制限(¥880/月)です。

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